京阪神の歩き方(副題:東京人のための関西タウン講座)
第1稿・2001年4月14日執筆。
★ここの感想はまちとむらのけいじばんにお願いします!!
★オールアバウト・住みやすい街選び(関西)に登録されました。(「大阪に住む」「京都に住む」「兵庫に住む」)
★まちコラムコーナー 「新大阪」 / 大阪ガスの規模 / 新快速が所得ドーナツ化を加速する?
<大阪市>
★キタ=梅田
(東京に例えると・・・新宿;大ターミナル、超高層ビルなど)
大阪一、いや日本有数のターミナル・大繁華街です。
特に、地下街は、名古屋の地下街より遥かに長くて発達してます。と思う。
(世界一の地下街?)
高層ビルも、新宿に次いで密集していると思います。
キタも、どんどん拡大をしていってます。
あたかも、新宿が代々木へ・大久保へ・初台へ拡大するように。
昭和40・50年代は、阪急グループによる「阪急村」の形成がありました。
阪急梅田駅の北側移転に伴って、阪急グランドビル、ナビオ阪急、阪急ファイブなどができました。
平成に入って、茶屋町(駅の北東)が注目されてきました、ロフト開店、MBS(毎日放送)移転、ちゃやまちアプローズ
(ホテル新阪急インターナショナルが入居)開業などで、人の流れが北東へ向かいました。
平成9年位は、西へ拡大してます。阪神資本などにより、福島駅付近まで梅田駅圏が広がりました。
(ハービス大阪、ホテル阪神、毎日新聞本社移転、安田生命ビル、ダイビル、大和ハウス本社
・・・そうそう、「雪印」の西日本支社もありました(爆))。
これからは、駅の北西側の「梅田貨物駅」が焦点になるでしょう。
手始めに、旧大阪鉄道管理局=JR西日本本社跡地の開発があります。
(三越、西武が争ったが、結局ヨドバシカメラに「とんびが油揚げをさらわれた」)
で、その後、いよいよ「梅田貨物駅」の再開発に入ります。
新宿新都心にも匹敵する面積のこのエリアの開発次第では、キタは新宿を凌ぐハイパーターミナルになるかもしれません。
ところで、北大阪の人間は、買物にあまりミナミまで出向きません。
逆に、南大阪の人間は、買物にあまりキタまで出向きません。
これは三鷹の人間が新宿で買物を済ませ、銀座までわざわざ行かない、逆に
北千住の人間が銀座で買物を済ませ、新宿までわざわざ行かない、ということと
同じです。
ただ、東京から出張してきた人を「大阪らしいとこ、連れて行ってやる」という場合、大体ミナミへ
連れて行きますね。
・・・ということは、「大阪らしさ」を演出しているミナミ、普段着のキタ、ということかな?(北大阪人にとっては)
<大阪駅前ビル>
戦後の闇市のママの無秩序状態だった地域を、再開発したエリア。昭和50年代に完成。
「大阪駅前第1ビル」から「大阪駅前第4ビル」まである。
「大阪駅前第3ビル」(34階建て)は、昭和61年のツインタワー(OBP)完成まで、長らく大阪(というより、西日本)で一番高いビルだった。
・・・と書くと、新宿新都心みたいな未来都市、最先端の街を想像されるだろうが、そこはやはり大阪である。
高層ビルの中に、堂々とサラ金や、チケットショップ、古本屋、飲み屋、果てはパチンコ屋やゲーセンが軒を連ね、怪しげな
雰囲気を漂わせている。(グータラサラリーマンにとってはパラダイス!!)
なんのことはない、闇市を高層化しただけである(爆)
<マルビル>
東京と大阪、2つの町にはそれぞれ「マルビル」がある。
東京の「マルビル」は「丸ビル」=「丸の内ビル」であり、三菱地所が古くから持っている由緒あるビルである。
一方の大阪の「マルビル」(カタカナが正しい)は、文字通り、円筒形のビルである。
こんな形のビル、他にはあまり無いだろう。
大阪の高層ビルの先駆けとして建設された(30階建て)マルビルは、高層ビルが林立するようになった今でも、
大阪のシンボル=ランドマークとなっている。( 「この夏のビールの消費量は、マルビル何杯分で・・・」と大阪マスコミで使われている。)
ユニークなのは形だけではなく、頂上部に電光ニュースが流れている点もだろう。30階建て以上のビルで、電光ニュースを
流しているビルなんて、恐らく世界でここだけではないか?
<新梅田シティ・スカイビル>
積水ハウスが社運を賭けて建設した超高層ビル。(40階建て、170M)
2つの超高層ビルのてっぺんを「正方形から円をくりぬいた形の図形」で連結して、その部分を「空中庭園」として開放する、
空中庭園へのアプローチに「空を付き抜けるエスカレーター」を経由する・・・と言ったトンデモな、冗談みたいな建物で、
平成5年の完成とともに、一気に大阪ナンバーワンのランドマークの地位を確立する。
地下には昭和初期の街並みを再現した「滝見小路」があるのが好対照でオモシロイ。
・・・と書くと積水ハウスはホクホクのように思えるだろうが、肝心のテナントの入居率は、苦戦している。
噂では、積水の各営業所(例:枚方営業所とか、堺営業所とか)も、全てスカイビルに「入居させられている」とか・・・
<北新地>
銀座に相当する高級飲み屋街。小生は庶民なので、縁無し(爆)。
新地=銀座、とすれば、やっぱり大阪駅前ビル=新橋だ。
<アリバイ横丁>
阪神百貨店の地下にある。
全国のみやげ物を売っているのだが、包装紙も現地のものを使っているため、「そこへ行って来た」とウソが付けるので、
「アリバイ横丁」の名前が付いた。
<HEP>
旧「阪急ファイブ」。リニューアルの際、屋上に観覧車を設けて度肝を抜いた。
★淀屋橋・中之島・本町
(東京に例えると・・・丸の内)
完全なオフィス街です。
従って、土日はゴーストタウンです。
丸の内は、三菱地所がブランドショップを誘致して、「土日も楽しめる街」へリニューアルしてますから、
この付近も活性化して欲しいものです。
★心斎橋(東京に例えると・・・渋谷)
心斎橋となんばって、チョット違うんですよね。同じミナミなんですが。
心斎橋は、大丸・そごう(休店中)があるせいか、ブランドショップとかが多い。
なんばは、吉本があるせいか、飲食店なんかが多い。
心斎橋の東の方は、シックなファッションタウン、「ヨーロッパ村」です。
一方、西の方は、ポップで原色大胆なファッションタウン、「アメリカ村」です。
最近は修学旅行生もアメリカ村に来ているようです。
キタとミナミの違い、と言えば、キタは繁華街機能のみならずオフィス機能も充実しているのに対して、
ミナミをオフィスとする企業は少ない、という点が挙げられます。
その証拠に、キタは高層ビルが林立してますが、ミナミは高層ビルは2棟のみ、それもホテルだけです。
★なんば
先述の通り、飲食店が多いです。
有名な「グリコのネオン」「食い倒れ人形」「かに道楽」は全てこの界隈です。
食い倒れの中心と言えましょう。
心斎橋筋が道頓堀川を渡る橋、これが通称「引っ掛け橋」です。
ここでは、毎日、どこかの在阪TV局がロケしています。
因みに、85年のタイガース優勝時には、興奮したファンによって、
ケンタッキーフライドチキンの「カーネルサンダース人形」が
引っ掛け橋から道頓堀川へ放りこまれました。
その呪いのせいで、以後阪神は優勝できない、ともウワサされています(爆)
吉本の殿堂、「なんばグランド花月」もあります。
結構、他地方(含む東京)の観光客で賑わっています。
なんばの南東側には、「西のアキハバラ」、でんでんタウンがあります。
一方、なんばの西側には、JR難波駅があります。
一応「JR難波」と名乗っていますが、誰もなんばに位置しているとは思っていません。
なんばの賑わいがウソのような、寂しい場所です・・・
(以前は「湊町駅」と名乗っていた)
「なんば」と「JR難波」の中間辺りに、大阪府立体育館があります。
普段は何もないところですが、大相撲春場所はここで開かれます。
「なんば」の南西に、「大阪球場」がありました。
南海ホークス身売り後、しばらくは球場内を「住宅展示場」にして
運営をしてましたが、ついに取り壊されます・・・
★天王寺(アベノ)(東京に例えると・・・上野;動物園がある点/池袋;「第三のターミナル」)
北大阪人からすれば「よく判らない街」です。
北大阪人は、たまにミナミまでは足を伸ばします。しかし、アベノまでは行きません。
あたかも、(東京の)中央線人がたまに渋谷へ行くけど、池袋へは行かないのと同じです。
新世界(通天閣)や西成(じゃりん子チエの世界)が近いため、多少ガラが悪い、という印象もあったりします。
・・・でも、天王寺は、明治時代は内国博覧会の会場となった、時代の最先端の地でもあったのですが。
天王寺公園も、通天閣も、内国博覧会の置き土産です。
★南堀江〜阿波座
都心に近いのですが、オフィス街、というよりは、職住近接のマンションが多いですね。
アナ場のレストランとか、結構あるようです。
★大阪ドーム(東京に例えると・・・旧川崎球場にドームを被せたようなもの!?)
近鉄バッファローズと言えば、ど〜も大阪ではマイナー球団なんだが、大阪市が無理やりフランチャイズの
移転をごり押してしまった次第である。
立地も、先述の「鄙びた「なんば」、JR難波」のさらに西方、という場所である。
昔(戦前)は市電交通の要衝だった土地らしいが、今では鄙な場所なんで、さっぱり客足が伸びない。
累積赤字は目も当てられない状況のようで、哀れ・・・って、他人事じゃないって!
大阪ドームは大阪市の3セクなので、この赤字はゆくゆくは市民が負担することに・・・嗚呼・・・
★天満橋〜谷町(東京に例えると・・・大手町の政府合同庁舎街)
大阪府庁や、政府の合同庁舎なんかが集まってます。ついでに言えば、NHKもあります。
しかし、ここは大阪、そういう「お役所街」はどこか「軽んじられて」います。
以前は京阪が天満橋止まりだったこともあり、多少は賑わっていたのですが、京阪が淀屋橋まで
乗入れたこともあって、どうも「今一つ」の街のママです。
★北浜(東京に例えると・・・兜町)
大阪証券取引所があります。しかし、大証の地盤沈下のせいか、隣の天満橋の不振のせいか、ここも
もひとつパッとしません。
なお、ここには三越の大阪店がありましたが、「阪神大震災で、大阪市内で唯一被災した建物」に
なってしまい、営業縮小→閉店の憂き目にあっています。
三越は、よくよく大阪と相性が悪いようです。
★天六・南森町
天六付近の「天神筋橋商店街」は日本一の長さの商店街です。
あと、南森町付近は、最近IT企業が集中して来ています。
★上本町〜四天王寺・夕陽丘(東京に例えると・・・谷中)
この付近、「上町台地」と言って、大阪には珍しい台地があります。(上町断層もあります(爆))
その為か、四天王寺を筆頭としていろんな寺がこのエリアに集中しています。
「夕陽丘」とは、台地から大阪湾に沈む夕日を見るのが美しいから付いた名前でしょう。
★京橋・OBP・大阪城
大阪城は、戦前は陸軍の師団があった所です。近くに兵器廠もありました。
ですから、そのころは市民は絶対立入禁止の場所でした。
(しかし、大阪の第八師団は、「弱い」と定評があった、とか(爆))
のどかに大阪城公園でお散歩して、大阪城に昇って、というのは、戦後の光景です。
雰囲気としては、近くの天満橋と同様、「お役所臭くて、かなわん」エリアだったのでしょう。
終戦で、いやその「前日」の空襲で、この辺は「市民の手に解放」されたのでしょう。
で、エネルギッシュな大阪市民は、空襲で鉄クズとなった兵器を集めて金に変えていったのです。
小松左京氏の処女作「日本アパッチ族」は、この人々を題材に描いた作品です。
(余談ですが、小松左京氏は「終戦前日の空襲」によほど怨念?があるらしく、丹念に「8月14日空襲」を
ライフワークとして追いかけています)
で、そんな焼け跡風景とお城の同居、という奇妙な状況がしばらく続いたのですが、ここで「アパッチ族」の
聖地を再開発する構想が浮上してきました。
これが大阪ビジネスパーク、略称OBPです。
今では、事実上の松下グループ本社ビル「ツインタワー」、京阪の本社等が入る「クリスタルタワー」、「NECキャッスルタワー」等のビルが、
全て157Mと高さを揃えて、大阪城と同居しています。
・・・キレイなんですが、なんか物足りない街です。
キタであれば、新梅田シティとか、マルビルとかは、「大阪を知らない人に案内しよう」という気になりますが、OBPはそういう気に
ならないのは、やはり再開発エリアだからかなあ?
いや、人込みが無いからでしょうか?
因みに、OBPの最寄駅は、京橋です。一応、大阪有数のジャンクション駅です。
・・・しかし、駅周辺は、なんか、ごみごみしています。OBPのように、綺麗でもなし、キタ・ミナミのように人が多い訳でもなし。
東京で言えば、高田馬場のような感じかな?一応ジャンクション駅なんだけど、今一つ、という駅。いや、目黒・五反田かな?
ターミナルの近くに再開発エリアがある、という点では池袋に近い(サンシャインがある)のでしょうが、池袋ほど人は多くないです。
一時期、京橋・OBP界隈を「キタ・ミナミ」にあやかって、「ヒガシ」と呼ばせようとする試みがありましたが、モノの見事に失敗しました。
大阪城ホールは、大阪ドーム完成前は、「大阪の武道館」状態で、ミュージシャンの目標でした。(今でもそうですが)
あと、1月下旬の「大阪国際女子マラソン」では、大阪城内を走ります。で、なぜか中継する関テレ・フジテレビでは、その間に
アルフィーのテーマソングを流します。
★OAP
こちらは「大阪アメニティパーク」の略。三菱マテリアル跡地の再開発です。
★旭区・鶴見区・城東区(東京に例えると・・・武蔵小山とか、成増とか)
これといった特徴のない街ですが、逆にもっとも「大阪らしい」街、とも言えます。
どんなとこにも必ずお好み焼き屋や串カツ屋、「ヒグチの薬局」なんかがあったりして・・・。
千林商店街は「ダイエー発祥の地」です。
★生野区(東京に例えると・・・台東区)
超ディープなコリアンタウンです。
コリアンタウンとしては鶴橋が有名ですが、もっと東の生野区の方がディープです。
★平野区(東京に例えると・・・足立区;その心は「都会の中の田舎」)
大阪市内なんですが、結構田んぼがあります。
その為、よく「田舎」とバカにされます。実際、農協なんか強いようですし。
東京の「足立区」、もしくは「練馬区」のようなものでしょう。
しかし区の大きさは大きいため、大阪24区の中で一番人口が多かったりします(爆)
(約20万人)
★帝塚山
大阪南部の、高級住宅地です。
チンチン電車が、ミスマッチです。
★長居(東京に例えると・・・千駄ヶ谷)
大阪市のスポーツのメッカです。
長居陸上競技場やスタジアムがあります。
大阪国際女子マラソンはここから出発しますし、セレッソ大阪はここを拠点にしています。
で、2002年ワールドカップを睨んで、長居スタジアムは立派になりました。
・・・市の税金で、セレッソの本拠地が立派になったのですよねえ・・・
ならば、府の税金で、万博競技場を立派にしてくれ!!!
★南港(東京に例えると・・・お台場)
臨海埋立地の、新都市です。
高層マンションもありますが、最近オフィスビルが林立しています。
その筆頭がATC(アジア太平洋トレードセンター)やWTC(ワールドトレードセンター・通称コスモタワー)です。
WTCは大阪市の3セクビルですが、高さは(府が建てた)りんくうタワーと西日本一を分け合っています。
(高さ256m)こんなところにも、市と府のライバル心が働いています。
・・・入居率は、WTCもりんくうタワーも悲惨ですが・・・
あと、高さは市内一のビルなのに、全然大阪のランドマークになっていません。存在を知らない市民もいます。
やはり、3セクだから、宣伝が下手なんですね。
あと、南港インテックス(展示場)があります。催し物がある時は、新交通ニュートラム(無人運転)が
大混雑します。
フェリーターミナルもあります。大阪は東京と較べると、瀬戸内航路が発展していますので、
フェリーターミナルは賑わっています。
★大正区
沖縄出身者が多く住む町です。街には沖縄料理店とか、沖縄の食材を売る店が連なっています。
★港区
弁天町には、200mの高さの三井アーバンホテルや超高層マンションでできた複合都市、「オーク」があります。
更に臨海部の天保山(大阪港駅周辺)は、以前はなにもない場末の場所でしたが、水族館「海遊館」の開業以来、
新たなベイエリアスポットとして、人気急上昇しています。
因みに、天保山は、「日本一低い山!?」として宣伝しています。
「日本一低い山の登頂証明書」とか、日本一低い山の遭難救助隊とかあるそうな(爆)
標高せいぜい4mの山で、遭難する人がいたらスゴイ(爆)
天保山と対岸の此花区の間には、無料の渡し舟がありました。
以前はのどかなものでしたが、此花区にUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)が開業した今、
トレンドスポット同士を結ぶ渡し舟、として一大変革を遂げていると思います。
★此花区(東京に例えると・・・舞浜に、なれるかな???)
以前は完全な工業地帯でした。
そこに「掃き溜めにツル」よろしく、ユニバーサルスタジオジャパンが舞い降りました。
(元々住友金属の工場跡地ですが)
さらに沖合いには、舞洲(まいしま)、夢洲(ゆめしま)という埋立地があります。
ここは南港に対して「北港」と呼ばれていますが、2008年オリンピック(が開催された場合)の会場予定地です。
★新大阪(東京に例えると・・・新横浜)
新幹線開業後の新しい街です。
ビル・マンションが林立してますが、ビルには「東京企業の関西支社」が、マンションには
「単身赴任の東京人」が、便利さを求めて入居しています。
また、コンビニ激戦区でもあります。
テナント家賃の安さを求めて、ベンチャー企業やIT企業も数が多いです。
しかし、大阪市は新大阪をあまり「お気に召さない」らしく、わざわざ臨海部の島屋地区に
ベンチャー団地を作って、そっちに誘導しようとしています・・・
特別執筆:まちコラム「新大阪」も見てね!
★十三(東京に例えると・・・錦糸町)
「ねぎ焼き」が一部には有名ですが。
田中康夫氏はこの町を「錦糸町」に喩えてましたので、小生もそれに倣います。
まあ「ネエチャン」が多い街です。
あと、駅前に武田薬品の工場があるが、あれ、なんとか再開発できないものか?
★三国・淡路・上新庄(東京に例えると・・・武蔵小山とか、成増とか)
先述の「旭区・城東区」のような、「どこにでもある、大阪の典型的な下町」です。
商店街が充実しているのがいいですね。
<大阪府下>
★豊中・吹田
この2市は、次の4エリアに分けられます。
1)下町エリア(東京に例えると・・・三軒茶屋)
豊中であれば庄内とか、吹田であれば阪急吹田付近。
この辺は大阪市内の三国とか淡路・上新庄とかと変わりませんね。
2)山手エリア(東京に例えると・・・世田谷)
豊中であれば緑丘とか、吹田であれば千里山とかです。
この辺は大阪府下を代表する高級住宅地です。
※小生は豊中で大村昆と掛布の家を発見した(爆)
このエリアの一角に、関西大学(吹田)はあります。
3)千里ニュータウンエリア(東京に例えると・・・東急田園都市)
いわゆる公団タイプの老朽化した団地もありますが、緑地公園駅周辺は、
民間の手による高スペックのマンションが続々と建ってます。
大阪で結婚するカップルが、新居として賃貸マンションを探す場合、まず候補になるのが
この緑地公園付近です。
街が新しいこともあり、大阪らしさが少ないです。東京でも通用する町並みです。
この一角に、万博記念公園があり、エキスポランドがあり、阪大病院があり、そして我らがガンバ大阪があります。
新御堂筋、中国自動車道、大阪中央環状線、という高規格ハイウェイが縦横無尽に走っていて、車が似合う街です。
この辺り走っていると、東名の江田あたりを走っている感覚になります。
4)江坂(東京に例えると・・・二子玉川)
緑地公園から坂を下って、名神をくぐると、江坂。吹田市です。
ここも「不思議な街」です。東京テイストの繁華街ですね。それでいて、微かに緑の香りがする。
川向こうに東急田園都市の緑の香りがする、二子玉川に通じるものがあります。
★池田
府内に類似の都市はありません。むしろ隣接する兵庫県川西市に非常に似ています。
まあまあの住宅都市ですが、ダイハツ本社があることと、
チキンラーメン発祥の地(日清食品創業者がここで作った)ことは特筆すべきでしょう。
あと、阪急の住宅開発はここから始まりました。
★箕面市(東京に例えると・・・高尾;その心は「紅葉の名所」)
西川きよしが住んでいます(笑)。あと、小松左京も住んでいるらしい。
いい住宅地ですが、関西人には「紅葉の名所」「猿」としても有名です。
市東部に繊維問屋団地(船場地区)があることは要チェックです。
あと、箕面市・茨木市にまたがる丘陵地に「国際公園文化都市」計画、というバブル計画がありましたが、
一体どーなるんでしょう?
阪急とか、この一帯の土地を買い占めて、大損こいた、という噂も・・・(爆)
★豊能町・能勢町(東京に例えると・・・奥多摩)
大阪人が、「山奥のド田舎」の喩えとして良く出てくるのが、「能勢」です。
例:上司が部下を叱る際、「お前、能勢の山奥の営業所へ飛ばされたいんか!!」
実際、寒天なんかも作れる位、山奥の涼しい所です。で、過疎化もすすんでます。
一方、豊能町は、以前は「東能勢村」と呼ばれて能勢と同類の扱いをされてましたが、
「ときわ台」などの住宅地が出来たので、バカにされなくなりつつあります。
★摂津市(東京に例えると・・・鳩ヶ谷;その心は「元 陸の孤島」)
この市の特徴は、「今は亡き横山やすしの自宅のあった所」という一言で集約されます。
以前は陸の孤島でしたが(特に市役所の付近)、モノレールが出来て多少はマシになりました。
★茨木市・高槻市
この2市は、京阪間に隣り合って立地して、北に山、南に平野、という地形が共通してます。
市中心部に阪急とJRの駅があることも共通しています。
人口も茨木市25万人、高槻市35万人と似ています。
そこそこの大工場があることも共通しています。
(茨木市:松下のテレビ工場、高槻市:サンスター・丸大食品等)
・・・ということで、この2市の住民は互いにライバル意識を持っています。
この2市の住民が出会うと、次のようにケンカになります。
高槻人「やーい、お前のところは人口も高槻より少ないやんか。」
茨木人「なに言うねん、うちの方が都心に近いんじゃあ。」
高槻人「そや言うても、新快速は高槻に停まるんやぞ。茨木には停まらんやろ。」
茨木人「ほな名神はどや。インターチェンジ、高槻にはあらへんがな。」
高槻人「でも高槻駅前は栄えてるで〜。百貨店が西武・松坂屋。2つもあるわい。
茨木には百貨店なんか、ないやん。」
茨木人「もう百貨店の時代やない。マイカル茨木、あれくらいの店、高槻にあるか?」
・・・ネット上でも、このような他愛もないケンカが(2ちゃんねるなどで)繰り広げられています。
因みに、茨木市民の悩みは、非関西人が「茨城市」と書いたり、「いばらぎ」と発音したりすることです。
(正しくは「いばらき」)
★島本町
小生が小学校1年の時まで過ごした街です。
町は北東に天王山、南西に梶原の山塊、北西に老ノ坂山系、と3方を山で囲まれています。
一方、南東側は淀川でブロックされていて、橋はありません。
従って、他の町へ行くには、淀川と天王山(又は梶原山塊)に挟まれた隘路を通らなければなりません。
この隘路に、新幹線、JR東海道線、阪急、名神、国道171号線が集中しています。
ですから、島本町が破壊されたら、日本の交通は麻痺します(爆)
冗談はともかく、このように四方を自然の障害で囲まれた地形ですので、他の都市圏とは「一線を画した」
生活圏ができてます。
早い話、「大阪でも京都でもない町」です。(逆に「大阪でも京都でもある町」でもあるんですが。)
一応大阪府内ですが、電話番号は京都075ですし、郵便番号も京都ブロックです。
駅前には堂々と京都銀行があります。(京都新聞も配達しているんじゃないか?)
サントリーのウイスキー工場もありますが、「京都郊外」と宣伝してます。
(そりゃ大阪郊外で作ったウイスキーと宣伝されれば、誰も飲まんわ(爆))
ウイスキー工場があることもあって、水が非常に美味しい町です。
また、百人一首の舞台、とも言われてます。
なので、住民も、「わざわざ美味しい地下水を飲みたくて引っ越してきた」「歴史に惹かれて
引っ越してきた」という「こだわり住民」が多く、郡部の割には住民気質は都市的です。
★守口・門真
(東京には類似都市なし、むしろ愛知県豊田市に近い)
松下・三洋の企業城下町です。
こんなところに、「京阪百貨店」がある(守口駅前)のは、謎です。
「守口プリンスホテル」は、松下・三洋の(大阪以外の)社員が、本社出張時に使うもの、と
理解できますが・・・
因みに、この2市の人口密度は全国トップレベルです。
★寝屋川市
人口25万人なのに、あまりぱっとしません。
人口で枚方市に、「企業城下町度」で守口・門真に負けているからでしょうか?
まあ普通の住宅都市です。
★枚方市
(東京に例えると・・・松戸;その心は「人口が多いのに便利じゃない」)
人口40万人、淀川対岸の高槻市よりも人口の多い枚方市ですが、便利さでは高槻市に負けています。
高槻にはあのアーバンネットワークの新快速が停車しますし、新幹線もすぐ乗れる。
一方の枚方から新幹線に乗るのには、非常に苦労します。
第一、京阪電車自体、特急を枚方市駅に停めません。
という訳で、枚方市民は、高槻市にコンプレックスを持っています。
枚方市民の最大の野望、それは「京阪特急を枚方市に停める」ことです。
因みに、関西人には「ひらかたパーク」は「秋の菊人形」でお馴染みです。
★大東市
アート引越センターの本社があるらしい。
東大阪に近い(中小企業が多い)街のようですが、詳しくないのでパス。
★四条畷市・交野市
人口も少ないので、あまり目立ちません。
関西人でも、知らない人いるんじゃないかな??
★東大阪市
(東京に例えると・・・川口)
中小企業の街です。
大阪府は、ここの長田地区を副都心にしようと企んでいるようですが、うまく行くかどうか・・・
因みに、東大阪市は、布施市、河内市、枚岡市が合併して出来ました。
(故・司馬遼太郎氏は旧布施市エリア居住)
ラグビーの花園競技場は東大阪市にあり、市は「ラグビータウン」を自称しています。
あと、近畿大学があります。
★八尾市・松原市
この辺、ディープな「河内」です。
あまり詳しくないのでパス。
★柏原市(東京に例えると・・・稲城市;その心は「果樹がおいしい(柏原:ぶどう、稲城:梨)
山が迫っていて、ぶどうがおいしいところです。
★藤井寺市・羽曳野市
この辺り、古墳が多いです。
あと、「藤井寺球場」(=元近鉄バファローズフランチャイズ球場)もあります。
★富田林市・河内長野市・大阪狭山市
ごく普通の住宅地、と言った風情です。
ただ、富田林は「PL教団」の本拠地です。
「PL学園」は勿論、夏の「PL花火」は関西名物です。
★美原町・河南町・太子町
ごめんなさい、詳しくないのでパス。
★千早赤阪村(東京に例えると・・・桧原村)
大阪唯一の村です。
楠木正成ゆかりの「千早城」があります。また、金剛山は冬の「樹氷」が有名で、寒中登山は名物です。
大阪唯一の「村」であることを誇りにしているようなフシがあるので、多少人口が増えても「町」にはならないでしょう。
★堺市(一部「まにあめ」様にご協力いただきました)
(東京に例えると・・・千葉市;その心は「大都市なのに、認めてもらえない」)
関西第4の都市なんですが。
その割に、市外局番が「0722」と今だ4桁だったりして(平成13年現在)、どうも「認められていない」街ですね。
一時期、政令指定都市レースを千葉市と争っていました・・・が敗れました。
現在、人口80万人を割り漸減中(笑)。
従って、合併によって政令市を目指そうと画策しており、周辺の松原市、大阪狭山市、美原町に食指を伸ばしています
市の中心部は古くからの街。日本史の教科書にも出てくる環濠は現在でも一部が残っており、その内側の地域
(与謝野晶子の生家もある)を地元の人は「旧市街」と呼びますが特に古い町並みがたくさん残っているではありません。
南部の羽衣の方は明治以来の住宅地。
南海電鉄の浜寺公園駅は明治時代の建築物で、東京駅の設計者と同じ人が設計しました。
だいぶ昔「551の蓬莱」のCMに出ていたので覚えている人もいるでしょう。
「チン電」ことチンチン電車の阪堺線は大阪市南部から堺市旧市街を抜けて堺市南部の浜寺駅前まで走っています。
市の臨海部は新日鉄などのコンビナート・大工場地帯です。
(小生も小学校の遠足で新日鉄の工場を見学したなあ)
コレに対して、内陸の泉北ニュータウンは高度成長期以来の街です。
★和泉市
ここも内陸に泉北ニュータウンがあります。
★高石市(「まにあめ」様にご協力いただきました)
高石の一部は羽衣から続く高級住宅地。
堺市の南側にこじんまりと存在します。堺市民は高石市を「堺市の属国」と呼びます。
事実、市外局番・郵便番号は堺と同じです。しかし、税務署・保健所は泉大津市の管轄であるため、必ずしも堺だけの
属国ではないようです(笑)。
市域の半分が臨海工業地帯であるため、以前は非常に財政状態がよかったようです。
佐藤蛾次郎の出身地でもあります。
★泉大津市(「まにあめ」様にご協力いただきました)
以前は繊維産業が盛んで、タオルの街と呼ばれていました。現在は典型的な斜陽都市です。(ちょっと酷いか?)
起死回生にと関空を当てこんで泉大津駅前に超高層ビル「アルザタワー」が建設されましたが、ご多分に漏れず
ここも大苦戦の模様(笑)。
★忠岡町(「まにあめ」様にご協力いただきました)
唯一残る「泉北郡」です。
同じ泉北郡域である堺・高石・和泉・泉大津よりも隣の岸和田の方がつながりが深いようです。
府立高校の学区も泉北4市の第8学区ではなく岸和田と同じ第9学区になっています。
あと、忠岡町は、全国の町の中でもかなり面積の小さい町です。
★岸和田市(東京に例えると・・・川越市)
「死者が出なけりゃ祭りじゃない」の岸和田だんじり祭りで有名な岸和田市です。
泉州地域の中心都市です。
もっとも、知り合いの岸和田人によれば、岸和田の内陸のだんじりの方が、「観光客ずれ」してなくて、
かつ豪快だそうです。
★貝塚市
「東洋の魔女」、ユニチカの本拠地です。
しかし、バレー部も解散になったようですし、繊維不況は深刻です。
★泉佐野市・泉南市・熊取町・田尻町(東京に例えると・・・成田市?)
このエリアは「関空」抜きに語れません。
関空目当てのホテルやマンション等が建設されていったのですが、その後、どーなったんだか・・・
関空の対岸には、大阪市の「南港」に匹敵する大阪府のバブル失敗作、「りんくうタウン」があります。
因みに、関西空港(地名は泉州空港)は、泉佐野市、田尻町、泉南市にまたがっています。
熊取町は、大阪市へのベッドタウン、という色彩が強いです。町なのに快速が停まりますから。
★阪南市、岬町
阪南市は以前「阪南町」と言ってましたが、最近市に昇格しました。
阪南あたりだとちょっとは大阪への通勤客がいるようですが、岬町だともう通勤する人は少ないです。
この辺りまで来ると、やっと海もキレイになりますので、海水浴場があちこちあります。
(・・・と言っても、関西電力の火力発電所があるんですが)
関西人には「みさき遊園」で有名です。
<阪神間>
★尼崎市(東京に例えると・・・川崎市の海側)
よく「大阪府内」と勘違いされます。市外局番も06ですし。
住民の意識も、「大阪府尼崎市」、いや「大阪市尼崎区」です。
町並みも、武庫之荘の方はチョット阪神間テイストがありますが、後は大阪のノリです。
ダウンタウンの出身地でもあります。
市北部に鳴り物入りで出来た「つかしん」(西武百貨店などのショッピングセンター)は見事「コケました」。
★西宮市
東京の人には「甲子園球場のある街」として有名でしょう。
苦楽園とか、甲陽園のほうは、芦屋を凌ぐ金持ちが住んでいるらしいです。
ある人にいわせれば、「芦屋は戦前からの伝統ある金持ちが住んでいるが、
西宮は戦後からの新しい金持ちが住んでいる」らしいです。
ビンボー人の小生から見ても、両者の違いはわかりませんが。
このエリア(西宮以外に芦屋とか岡本とかも)の買物は、「イカリスーパー」で決まりです。
東京の「紀伊国屋スーパー」を更に高級にしたもの、と考えて下さい。
この市の怖いところは、市域がトンでもなく広くて、宝塚の西の方が西宮市域だったりします。
中国道とかで、山奥に「西宮北インター」があります。
言い忘れてましたが、関西学院大学(通称、関学)があります。
★芦屋市(東京に例えると・・・国立市?)
言わずと知れた、高級住宅地です。
山手(阪急沿線)だけが高級住宅地、と思われそうですが、実は阪神電車沿いにもいい住宅地があるんです。
あと、芦屋は意外と便利なんです。
泣く子も黙る新快速が芦屋に(昼間は)停まります。
また、バス路線もJR芦屋駅に集中してますから、芦屋市民は阪急よりも、JRを使うんです。
西宮とか岡本・御影とかの高級住宅地との違いを強いてあげれば、「世間が狭い」ということでしょうか?
小さい街らしく、結構噂話とかスグに広まってしまうらしいです。
先述の通り、戦前からの由緒ある高級住宅地なので、代々のつきあいが深い、ということでしょう。
築年数の古い家が多かったせいか、阪神大震災では、高級住宅地なのに芦屋は(西宮や東灘の「山手」と
較べて)被害が大きかったようです。
あと、あまり知られていない場所として「芦屋浜シーサイドタウン」というものがあります。
これは日本の超高層マンションの草分け、と言ってもいいでしょう。
・・・芦屋と超高層マンション、妙な取り合わせです。
ここは感覚的には幕張に近いのかな?
★伊丹市
「伊丹空港」で有名かもしれませんが、他に何があるのかな?
あと、関西人なら「伊丹米」「伊丹産業」を知ってるカモ・・・
★川西市・猪名川町
北に山が広がる住宅都市です。能勢電がトコトコ走っています。
★宝塚市
言わずと知れた「宝塚歌劇団」があります。手塚治虫の出身地でもあります。
基本的に、北と西に山を抱えた都市です。で、山の方が高級住宅地。
バブル期に、山の上に大規模高層マンション群、「ラ・ビスタ」ができましたが、
通勤、大変だろうなあ・・・
★三田市
昔は、「三田牛の産地」「田舎」とバカにされてました。
まあそうでしょう。1時間に1本程度のオンボロ客車列車が、トコトコ走っていた田舎町で、大阪へ通勤する人は皆無でした。
しかし、北摂ニュータウン計画が実現して、一気に大阪・神戸のベッドタウンに変貌しました。
人口は3万人から10万人に。常に人口急増市の全国ベストテンに入っていました。
・・・しかし、ニュータウンエリアと、その他の農村エリアの風景は、はっきりコントラストがあります。
農村部は、今だ「三田牛」です。
山奥に行けば、ゴルフ場がゴロゴロしています。
また、原野商法の土地(およそ家も建築できないような急傾斜地の山を、安く売りたたく)に無理やり家を建てたような
団地?(住宅地とも、別荘地とも、森林とも言えないような、形容しがたい土地)が、市の外れにあちこちにあります。
本来、こういう山地は、大都市圏では「市街化調整区域」に指定して建築を禁止にして、防災上危険な原野開発に
ブレーキをかけるのですが。三田市の場合、ブレーキをかける前に、一気に人口が流入したのです。
で、こういう団地の大半は公営水道も通っていなくて、衛生上問題があるのですが、上水道を引く金が
市にも無くて、問題になっています。
神戸市・神戸以西
★神戸市東灘区
芦屋の影に隠れていますが、阪急沿いの岡本や御影は相当な高級住宅地です。
・・・これがJR線や阪神線沿いになると、「庶民的な」住宅地になる点が、東灘と芦屋との違いでしょうね。
因みに、阪神大震災で、これら「庶民的住宅地」が壊滅し、もっとも多い死者が出ました。
岡本は甲南大学を始めとする大学が多いため、若者が多いです。
東京に喩えれば、成城学園前、と言ったところでしょうか?
海には「六甲アイランド」という人口島もあります。芦屋浜シーサイドタウンのような街が広がっています。
★神戸市灘区
突然ですが、山口組本部はここにあります(爆)。神戸大学もありますね。
山手の方は確かに高級住宅地ですが、東灘区と較べれば、「ちょっと」格が落ちます(爆)。
隣接する東灘区や中央区と較べれば、阪神大震災の被害は「やや」少なかった印象があります。
※六甲道駅は崩壊してしまいましたが。
★神戸市中央区
昔は「葺合区」「生田区」という2区に分れてました。
三宮や元町、北野異人館、新神戸、ポートアイランドもある、神戸の商業の中心で、観光の中心でもあります。
・・・個人的には相楽園の近くの雰囲気が好きです。結構華僑の人とかも住んでいます。
阪神大震災では、三宮のビルは、「ほぼ全て」が途中階の挫屈現象を起してました。あれはスゴかった。
★神戸市兵庫区・長田区(東京に例えると・・・横浜市鶴見区)
阪神大震災前、東京のコギャルは、「神戸は、ハイソな、おしゃれだらけな街」という幻想を抱いていました。
その幻想を見事打ち砕いてくれたのが、これらの街です。
神戸、というのは、そりゃ一部には「異人館」などの、NHKの朝ドラ製作者が泣いて喜ぶ地区もありますが、
基本的には重工業都市ですよ。
港湾には、労働者も必要だし、ガラの悪い船員もいる。
で、それら労働者を抑えるのに、ヤクザ者を使うこともあったのです。
(これが山口組の原点です)
大体、川崎重工・川崎製鉄・三菱重工などの重工長大企業が多いのですから、「メタリックな都市」でも
あるのです。
まあ阪神大震災で、ケミカルシューズですっかり有名になりましたから、あまりクドクド説明するのも
止めにしますが、このエリアに「福原京」という都が置かれていたのも、妙なものがあります。
因みに、兵庫区は、阪神大震災で「長田区と較べると」そんなに被害を受けてないですね。
これは地質の関係かな?
★神戸市須磨区・垂水区(東京に例えると・・・藤沢市・江ノ島)
須磨海岸は関西人の定番海水浴スポットです。
また、「ジェームス山」に見られるような高級住宅地もあります。
一方、須磨区の内陸部は、名谷のニュータウンとなっており、西区に通じる雰囲気があります。
グリーンスタジアム神戸や、ユニバー記念競技場は、このエリアです。
須磨区も、垂水区も、海沿いは阪神大震災で被害が出ました。
平松恵理は須磨区出身で、筒井康隆は垂水区在住です。
★神戸市西区(東京に例えると・・・港北ニュータウン)
北区と並び、デカイ区です。
山がちですが、北区ほどひどくはありません。平野もあります。
因みに阪神大震災で被害はわずかでした。
★神戸市北区(東京に例えると・・・川越市)
デカイ区です。
およそド田舎の山ばかりです。
(裏六甲と言って、六甲山に匹敵する標高の山々が連なっている)
山間を交通量の少ない道路が通っています。(六甲北有料、山陽自動車道など)
こういう道をドライブするの、小生は好きです(爆)
こういう山間に、ゴルフ場があふれています。
(神戸はゴルフ発祥の地だけあって、ゴルフ場の数は日本一)
で、盆地の「鈴蘭台」、ニュータウンの「藤原台=北神ニュータウン」などの街がポツンポツンとあります。
藤原台とか、メンタリティは三田市に近いでしょうね。
★明石市・加古川市(東京に例えると・・・茅ヶ崎市・平塚市)
神戸のベッドタウンとなってしまいました。
これも新快速のなせる業です。
★姫路市(東京に例えると・・・小田原市かな?製鉄所の有無が違うって?でもお城は共通)
神戸市にライバル心を燃やしているそうです。
神戸は相手にしていませんが。
★三木市・小野市(東京に例えると・・・秦野の辺りかな?)
三木市あたり、一部神戸のベッドタウンになっているエリアもありますが、なにぶん神戸電鉄がのろいので、
「古き良き播磨」が残ってます(笑)・・・訪れるにはいいです・・・住みたくありませんが(猛爆)
京都・滋賀
★四条河原町
昔も今も、変わらぬ京都の中心地。
なんだかんだ言って、河原町をターミナルにする阪急は強いな、と思います。
★JR京都
京都駅ビル(JR京都伊勢丹)の開業により、確かに買物客は急増している。
・・・もっとも、京都市内から根こそぎ買物客を奪っている、というより、高槻とか宇治とか草津とか、
市外のJR駅から集客しているようである。
駅ビルの外を見ると、まだまだ人通りは少なく、「河原町にはまだまだ追いつけない」と思う次第である。
完成時は景観論争になった京都タワーだが、今は駅ビルの陰で霞んでいる。
★四条大宮
阪急のかつての始発駅、嵐電の始発駅で、市バスの一大ターミナルである。
・・・しかし、阪急の河原町延長、およびJRの成長による阪急・嵐電の地位低下により、
四条大宮もかつての勢いは失せ、肝心の阪急特急にも通過されてしまうハメになった。
嗚呼・・・
★京阪三条
以前は、「京阪の始発」「京津線の始発」として、ビッグターミナルとして地上に君臨していた。(市バスも多く発着)
・・・それが、京阪線は地下線で出町柳へ抜け、京津線は地下鉄として二条駅へ抜け、あのターミナルは全て地上から
消え去った。
まさに「つわものどもが夢の跡」である。
嗚呼・・・
★百万遍・出町柳
京大の根拠地なんだが、市電廃止後は「陸の孤島」であった。
まあそれが京大らしかったのだが、10年程前に京阪が出町柳延長開業をした結果、大阪と直結してしまった・・・
JRに押され気味の嵐電と対照的に、出町柳から出る京福鞍馬線・八瀬線の乗客は、京阪延長により急増している。
便利になるのはいいのだが、大阪辺りの観光客(一部転入者)が溢れるのを見ると、チト複雑である。
★北山
京都らしくないブティックやカフェが並ぶ街。
★山科
山一つ京都市街と隔てられているせいか、「京都」から仲間外れにされがちです(爆)。
以前は京セラの本拠地でしたが、洛南へ逃げられました。
★伏見・洛南
伏見は神戸・灘と並ぶ酒処である。
また、洛南地区は、京都市が「景観・高さ規制に縛られず、どんどん企業さん来て下さい」とアピールしている新都市であり、
手始めに京都企業の雄、京セラが本社を移転する。
★金閣寺〜仁和寺付近
百万遍・出町柳付近が「陸の孤島」から脱出した今、この辺の陸の孤島ぶりが目立つ。
ハッキリ言えば、「立命館大学は陸の孤島」ということである(爆)
★嵐山・嵯峨野
関西の小学生なら、一度は嵐山へ遠足へ行ったでしょう。
遠足の定番ですし、紅葉の定番でもあります。
★洛西ニュータウン
ここは「京都」らしくありません。
陸の孤島なんですが・・・
★亀岡市
以前は完全なイナカでしたが、山陰線電化のおかげで、京都のベッドタウンとして人口が急増しています。
その辺り、三田市と似ています。
★長岡京市・向日市
長岡京などは、「たけのこ」で有名です。
それ以外はまあ普通の京都(大阪)のベッドタウンですね。
★宇治市・城陽市
「10円玉」の平等院で有名です・・・というより、それ以外にあまり有名なモノがない(爆)
京都第2の都市ですけど。
★木津町・精華町・京田辺市(東京に例えると・・・つくば)
「関西学術研究都市」、別名、「けいはんな学研都市」があります。
京田辺付近では京都との繋がりが大きいですが、木津辺りでは奈良・大阪との繋がりが深いです。
★大津市
よく見ると、京都市と隣り合っています。県庁所在都市同士が隣り合っているのは、ここと仙台・山形しかありません。
人口は20万人ですが、県庁所在都市とは思えないほど静かな都市です。商業機能は完全に京都に取られてます。
京阪京津線、という路面電車が京都から乗り入れてます。このことからも、完全に「京都市大津区」です。
市の形は琵琶湖を包むようにV字型になっています。
あと、市の北西、「雄琴」は●●浴場で有名です。●●に何が入るか、は興味ある方は調べて下さい。
★草津市
東京で「草津」と言えば草津温泉ですが、関西では草津市を指します。
いつのまにか人口は10万人を超えました。京都のベッドタウンになりつつあります。
江戸時代に東海道と中仙道の分岐点になって以来、交通の要衝となっています。(今でも国道1号と8号の分岐点)
駅前再開発でなんか超高層マンションもできてますし、下手すりゃ大津より都会かもしれん。
★栗東町
まもなく市に昇格します。
いろんな企業の工場が集中しています。新幹線から見ても、積水ハウス・積水化学とか日清食品とか見えますね。
(ついでに言えば、新幹線新駅の構想もあります)
あと、「おうまちゃん」ファンにとっては、「栗東トレセン」(トレーニングセンター)で有名です。
★近江八幡市
このあたりで京都通勤圏の限界です。近江商人発祥の地です。
奈良・三重・和歌山
★奈良市・生駒市
実は「知られざる高級住宅地」なのです。(奈良の学園前なんか、特に)
それでも奈良市民の場合は、(大阪府奈良市、とか言われながらも)「くにのまほろば」に住んでいるんだ、という
意識が心の片隅にありますが、生駒市民になると、もうそういう意識は希薄です。
あるいは、先述の「千里ニュータウン族」以上に関西スピリッツは希薄かもしれません。
奈良市に「あやめ池遊園」ってありますが、ここにあやめ池劇場があって、OSK歌劇団が公演しているのですが・・・
誰も知らないだろうなあ・・・
・・・といっているうちに、OSK歌劇団は亡くなりました・・・
★天理市
宗教とはスゴイ、と感じる都市。
★名張市
東京の人には信じられないでしょうが、三重県の名張から、山を2つ越えて大阪まで通勤する人がいます。
近鉄が特急に乗ってもらうために開発したニュータウンがあるのです。
★和歌山市
「近畿のオマケ」と酷評される和歌山市ですが、人口は40万人を数えます。奈良市より多いんですね。
にもかかわらず「オマケ」と言われるのは、大阪へ通勤する人が少ないからでしょう。
住友金属とかの工場もありますし、奈良市よりは断然雇用力はあります。
・・・和歌山へは行った事がない、という関西人、案外多かったりして。
行くとすれば海水浴ですが、海水浴なら須磨や若狭、それに琵琶湖もありますからねえ。
(琵琶湖は「湖水浴」ですが)
★橋本市
和歌山県で唯一、大阪志向の街。(要はベッドタウンということ)